＼贈り物に添える手紙シリーズ／
・基本マナーと書き方のコツ
・親戚に贈る文例
・上司に贈る文例
・「心ばかり」の使い方
・荷物に添える手紙の例文
・お礼の品に添える手紙文例
・シーン別文例まとめ
気の置けない友人や知人に贈り物をするときは、少しの言葉を添えるだけでぐっと温かい気持ちが伝わります。この記事では、誕生日・差し入れ・お土産・お礼・お見舞い・プチギフトなど、あらゆる場面で使える「友人・知人向け一言メッセージ」をシーン別にまとめました。
友人・知人への贈り物に添えるメッセージの基本
友人へのメッセージは、かたすぎず、くだけすぎず、やさしい言葉を選ぶのがポイントです。まずは、どのシーンでも共通して使える基本の考え方を押さえましょう。
かしこまりすぎず、でも大人として丁寧な言葉を選ぶ
友人に向けて書くときは、あまりに丁寧すぎると距離を感じさせてしまいます。語尾を少し柔らかくしたり、「〜してね」「〜だといいな」など、自然な会話の延長のような表現にすると心地よく伝わります。
贈り物の理由・相手を思った一言を添える
「あなたを思い出して選んだよ」「最近忙しそうだったから」など、相手に触れた短い一文があると、シンプルなメッセージでも気持ちがぐっと伝わります。
一筆箋やミニカードが気軽でちょうど良い
友人・知人向けには、一筆箋やメッセージカードがおすすめです。宅配便や荷物に添える際の詳しい書き方は、荷物に添える手紙の例文も参考にできます。
シーン別｜友人・知人に贈るときの一言メッセージ文例
ここからは、よくある贈り物のシーンごとに、一言で気持ちを伝える文例を紹介します。すべてそのままカードに書ける形にしています。
誕生日プレゼントに添えるメッセージ
誕生日には、少し特別感を出したメッセージを添えると喜ばれます。
文例①：
お誕生日おめでとう！
気に入ってくれたらうれしいな。
素敵な一年になりますように。
文例②：
◯◯歳、おめでとう！
今年も一緒にいろんなところへ行こうね。
このプレゼントもその第一歩。
文例③：
お誕生日おめでとう。
いつも支えてくれてありがとう。
これからもよろしくね。
文例④（大人向け）：
お誕生日おめでとうございます。
日頃の感謝を込めて選びました。
ささやかですが、楽しんでいただけたらうれしいです。
文例⑤（親しい友人向け）：
ハッピーバースデー！
今年もいっぱい笑おうね。
あなたにぴったりだと思って選んだよ。
差し入れやお菓子に添える「ほっと一息」メッセージ
検索需要が特に多いシーンです。「ほっと一息」「一息ついてね」「甘いものでも食べてね」などの人気フレーズを取り入れた文例を増やしています。
文例①：
お疲れさま！
ほっと一息ついてね。
甘いものでも食べて元気チャージしてください。
文例②：
最近忙しそうだね。
休憩のおともにどうぞ。
一息つける時間が増えますように。
文例③：
いつも頑張っているあなたへ。
甘いものでも食べて、少し休んでね。
無理しすぎないように！
文例④：
仕事の合間に一息ついてくださいね。
これでホッとできますように。
文例⑤：
ちょっとした差し入れです。
今日も一日お疲れさま！
笑顔になってくれたらうれしいな。
旅行やお土産に添える一言
お土産には「あなたを思い出した」という一言が効果的です。
文例①：
旅行先で見つけて、あなたに似合うと思いました。
よかったら使ってね。
文例②：
この前話していたお菓子、現地で見つけたよ！
ホッとひと息つく時間のおともにどうぞ。
文例③：
旅先でこれを見た瞬間、あなたの顔が浮かびました。
気に入ってくれたらうれしいです。
文例④：
お土産です！
ちょっとしたものだけど、楽しんでね。
文例⑤：
少しだけ旅行気分をおすそ分け。
喜んでもらえたらうれしいです。
引越し祝いや結婚祝いへのお礼の贈り物
感謝＋近況の二つを入れると丁寧な印象になります。詳しい書き方はお礼の品に添える手紙文例もどうぞ。
文例①：
素敵な引越し祝いをありがとうございました。
新生活も少しずつ落ち着いてきました。
お礼の気持ちを込めて贈ります。
文例②：
結婚祝いをありがとう！
落ち着いたらまたゆっくり会おうね。
気持ちばかりの品ですが、受け取ってください。
文例③：
温かいお祝いのメッセージ、とても嬉しかったです。
感謝の気持ちを込めて贈ります。
文例④：
お祝いをありがとう。
新しい生活にワクワクしています。
また遊びに来てね！
入院見舞いや体調を気遣うメッセージ
励ましすぎない、やさしい言葉がベストです。
文例①：
体調どう？
無理しないでね。
少しでも気分が楽になりますように。
文例②：
たまには立ち止まって休んでね。
このお茶で少しでもホッとできますように。
文例③：
焦らずゆっくり過ごしてね。
また元気な顔を見せてくれる日を楽しみにしています。
文例④：
いつも頑張りすぎているから心配です。
休めるときにしっかり休んでください。
文例⑤：
大変な時期だと思うけど、ひとりじゃないよ。
ゆっくり治していこうね。
日頃の感謝やプチギフトに添えるメッセージ
「ありがとう」を気負わず伝えられる文例を増やしました。
文例①：
いつも気にかけてくれてありがとう。
これ、あなたに合いそうだと思って選びました。
文例②：
最近会えてないけど元気でね！
ちょっとしたおやつ便です。
文例③：
日頃の感謝を込めて、ささやかですが贈ります。
喜んでもらえたら嬉しいです。
文例④：
ふと思い出したので送ります。
これで少しでも気分が晴れますように。
文例⑤：
いつもありがとう。
気持ちだけですが受け取ってください。
友人・知人向けの短い一言フレーズ集
カードの余白や、すぐに渡すときのひとこととして使えるフレーズです。
一行だけ添えたいとき
気に入ってくれたらうれしいです。
お疲れさまの気持ちを込めて。
またゆっくり話そうね。
これを見つけてあなたを思い出しました。
がんばりすぎないでね。
笑顔になってくれたらうれしいな。
差し入れ・お菓子に添える一言
ほっと一息ついてくださいね。
甘いものでも食べて休んでください。
休憩時間のおともにどうぞ。
仕事の合間に一息ついてもらえたら嬉しいです。
体調を気遣うメッセージ
無理しないでね。
休めるときにしっかり休んでね。
少しでも楽になりますように。
また元気な顔を見せてね。
まとめ｜飾らない一言が一番の心づかい
友人や知人への贈り物には、長文よりも心のこもった短い一言が一番響きます。「あなたを思って選びました」という気持ちを素直に伝えるだけで十分です。
より丁寧な書き方や贈り物全般のマナーは、贈り物に添える手紙の基本マナーも参考になります。一言が、贈り物と一緒にあたたかさを届けてくれますように。
