贈り物に添える手紙文例【親戚編】|お裾分け・お祝い・季節の挨拶など場面別に紹介

贈り物に添える手紙文例親戚編

\贈り物に添える手紙シリーズ/
基本マナーと書き方のコツ
上司に贈る文例
友人・知人に贈る文例
「心ばかり」の使い方
荷物に添える手紙の例文
お礼の品に添える手紙文例
シーン別文例まとめ

親戚へ贈り物を送るとき、一言添える手紙があると印象が大きく変わります。
形式ばらずとも、相手への気遣いや感謝が伝わる文章であれば十分です。
この記事では、親戚向けの贈り物に添える手紙文例を、シーンごとにご紹介します。

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親戚への手紙は「親しさ」と「礼儀」のバランスが大切

親戚といっても関係性はさまざま。
親しい間柄でも、少し丁寧な言葉を選ぶと失礼になりません。

長すぎず、思いやりが伝わる言葉を選ぶ

手紙は3~5行ほどの短文で大丈夫です。
言葉に温かみがあれば、形式にこだわりすぎる必要はありません。

一筆箋や便箋の使い分けの目安

・気軽なお裾分け → 一筆箋で十分
・法事や正式なお祝い返し → 便箋を使うと丁寧な印象になります

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シーン別・親戚に贈り物を添える手紙文例

贈り物に添える手紙は、贈る目的やタイミングによって言葉の選び方が変わってきます。
ここでは、親戚に贈る場面ごとに適した一言メッセージの文例を紹介します。
日常のちょっとしたお裾分けから、季節の挨拶、弔事やお祝いのお返しまで、
それぞれのシーンに合った言葉遣いや表現の工夫を参考にしてみてください。


季節の果物やお菓子などのお裾分け

文例①(親しみのある表現):
「いつも気にかけていただきありがとうございます。
旬の果物が美味しく手に入りましたので、ほんの少しですがお送りします。
皆さまで召し上がってくださいね。」

文例②(少し改まった表現):
「秋の味覚が届きましたので、心ばかりの品をお送りします。
ご笑納いただけましたら幸いです。
朝晩冷える季節になりましたので、どうぞご自愛ください。」

文例③
「ご近所からたくさんの果物をいただきましたので、少しですがお福分けさせていただきます。
ご家族皆さまで召し上がっていただければ嬉しいです。
いつも変わらぬお付き合いに感謝しております。」


快気祝いやお見舞いのお返し

文例①:
「このたびはご丁寧なお見舞いをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで元気に回復しております。
感謝の気持ちを込めて、心ばかりの品をお送りします。」

文例②:
「ご心配をおかけいたしましたが、無事に快復いたしました。
お気遣いに深く感謝申し上げます。
ささやかではございますが、快気のしるしとして品をお贈りいたします。」

文例③:
「このたびはお見舞いのお言葉をいただき、ありがとうございました。
おかげさまで体調も回復し、日常に戻りつつあります。
感謝の気持ちとして、心ばかりの品をお届けいたします。」

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法事や仏事のお供え物

文例①:
「ご法要に際し、心ばかりではございますが、お供えの品をお送りいたします。
ご仏前にお供えいただければ幸いです。」

文例②:
「◯◯さんのご命日にあたり、心ばかりの品をお送りします。
ご冥福をお祈り申し上げます。」

文例③:
「ご法要の折に、温かなお心遣いを賜りましてありがとうございました。
心ばかりではございますが、お供えの品をお送りいたします。
ご仏前にお供えいただければ幸いに存じます。」


出産・結婚・入学などのお祝い返し

文例①:
「このたびはお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
ささやかではございますが、感謝の気持ちとして品をお送りいたします。」

文例②:
「入学祝いをいただき、ありがとうございます。
本人もとても喜んでおりました。
心ばかりの品をお届けいたしますので、どうぞお納めください。」

文例③(入学祝いへのお返し):
「先日はあたたかいお祝いをありがとうございました。
新生活が始まり、家族一同、身の引き締まる思いでおります。
感謝の気持ちを込めて、ささやかですがお礼の品をお送りします。」


お中元・お歳暮などの季節の贈り物

文例①(お中元):
「日頃の感謝の気持ちを込めて、心ばかりの品をお送りいたします。
これからますます暑くなりますので、どうかご自愛くださいませ。」

文例②(お歳暮):
「本年も大変お世話になりました。
一年の感謝のしるしとして、ささやかですが品をお届けいたします。
良いお年をお迎えください。」

文例③(お歳暮):
「年末のご挨拶をかねて、心ばかりの品をお送りします。
本年も大変お世話になり、ありがとうございました。
寒さが一層厳しくなってまいりますので、くれぐれもご自愛ください。」


文例に使える一言フレーズ集【親戚向け】

  • 「心ばかりの品ではございますが…」
  • 「ご笑納いただければ幸いです」
  • 「いつもありがとうございます」
  • 「どうぞお納めください」
  • 「ご自愛くださいませ」
  • 「お変わりなくお過ごしでしょうか」

まとめ|丁寧すぎず温かみのある文章を心がけて

親戚への贈り物には、気負わずに気持ちを添えることが大切です。
手書きの一筆があるだけで、贈り物の印象はぐっと良くなります。
次回は【上司編】として、フォーマルな文例をご紹介いたします。