一周忌のお礼状|遺族側のマナーとそのまま使える文例(友人・親族向け)

一周忌のお礼状の例文記事のアイキャッチ画像。淡い和紙背景に黒い明朝体で「一周忌のお礼状 例文」と書かれた落ち着いたデザイン。

一周忌法要を終えたあと、「お礼状は必要?」「どのように書けば失礼にならない?」と迷われる方は多いものです。この記事では、遺族側が相手に失礼なく気持ちを伝えられる書き方や形式、状況別に使える文例をまとめました。
親族・友人・供物や供花、香典返しに添える場合など、さまざまなケースに対応していますので、必要な部分だけそのままご活用いただけます。

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一周忌のお礼状は必要?送る相手とタイミング

一周忌の法要後にお礼状を送るべきか迷う方は多いものです。結論として、参列してくださった方、供花・供物、香典をいただいた方には、お礼状を送るのが丁寧な対応です。

送る相手の範囲

お礼状を送る相手は以下を目安にすると迷いません。

・参列された親族・友人・勤務先の関係者
・供花・供物・香典をいただいた方
・欠席でも気遣いの言葉や品物をいただいた方

送付のタイミングと注意点

お礼状は、法要から1週間以内を目安に送りましょう。遅れる場合は、「ご挨拶が遅くなりまして申し訳ございません」と添えると丁寧です。

喪中はがきとの違い

喪中はがきは「年賀欠礼」の案内であり、法要のお礼状とは役割が異なります。両方出すケースも珍しくありません。

喪中はがきについて詳しく知りたい方はこちらをご参考にください。
喪中はがきの文例まとめ

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形式とマナー|封筒・便箋・宛名の書き方

形式は、故人への敬意と遺族としての丁寧さが伝わる重要なポイントです。「どの便箋が正しい?」「縦書き?横書き?」と迷う方のために、基本をまとめました。

封筒の書き方(縦書き・横書き)

一般的には白無地の封筒を選び、縦書きで統一します。横書きの場合もマナー違反ではありませんが、フォーマル度が下がるため、法要のお礼状では縦書きがおすすめです。

便箋・筆記用具の選び方

罫線の目立たない白い便箋が適しています。筆記具は黒の万年筆またはボールペンが無難です。

句読点・忌み言葉の扱い

弔事では、区切りを意味する句読点は避けることが一般的です。ただし、現代では横書き・短文では句読点を使っても問題ありません。

一周忌のお礼状の基本構成

お礼状には型があり、この流れに沿うことで相手に失礼なく思いを伝えられます。

① 頭語・時候の挨拶

弔事では「拝啓」にこだわらず「このたびは」などの文頭も可能です。

② 法要に触れる文

「無事に一周忌を終えたこと」「故人を偲ぶ心情」を簡潔に伝えます。

③ 感謝の言葉

参列、供花、供物、香典へのお礼を述べます。

④ 結びの言葉

寒暖等の気遣いを添え、静かに締めくくります。

四十九日~七回忌まで年忌のお礼文が必要な方はこちら
➤法事のお礼状 文例|四十九日・一周忌・三回忌・七回忌まで年忌別に丁寧に解説

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状況別|そのまま使える文例

ここでは、受け取る相手や状況に合わせた文例を紹介します。必要に応じて、言い回しを調整してご活用いただけます。

参列のお礼文例(親族・友人向け)

拝啓 このたびは父 一周忌法要にご参列いただきまして 誠にありがとうございました 皆様のおかげをもちまして 無事に法要を終えることができました 生前賜りましたご厚情に改めて御礼申し上げます 寒さ厳しき折 ご自愛くださいますようお祈り申し上げます 敬具

供花・供物のお礼文例(短文)

拝啓 このたびは故人一周忌に際し ご丁寧なお心遣いを賜り ありがたく厚く御礼申し上げます お供えいただきましたお花は祭壇に添え 心穏やかに法要を終えることができました 季節柄 皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます 敬具

香典返しに添える文例

拝啓 先般 父 一周忌に際し あたたかいお気持ちを賜り 厚く御礼申し上げます 心ばかりの品をお納めいただけましたら幸いに存じます 皆様のご多幸をお祈り申し上げつつご挨拶とさせていただきます 敬具

→ 香典返しのお礼文について詳しく知りたい場合はこちら
香典返しに添える挨拶状(文例あり)

欠席者へ送る文例

拝啓 先般は父の一周忌に際し あたたかいお心遣いを賜りありがとうございました おかげさまで無事法要を終え 故人も安らかに眠っていることと存じます 季節柄どうぞご自愛くださいませ 敬具

→ 他の年忌法要文例をまとめて知りたい方はこちら
法事のお礼状 文例|年忌別まとめ

縦書き文例(和文体)

より改まった形式を求める場合にご参考いただけます。

拝啓 このたびは亡父一周忌法要につきましては ご丁寧なるご厚情を賜り誠にありがたく存じます 生前中のご厚誼に対しましても重ねて御礼申し上げます 皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます 敬具

まとめ|気持ちが伝わる一周忌のお礼状とは

形式に迷う場面は多いものですが、最も大切なのは「丁寧に感謝の気持ちを伝えること」です。相手の状況や関係性に合わせ、無理のない表現で書き進めれば失礼にはあたりません。

年忌法要ごとの文例を比較されたい場合はこちらも参考になります。
法事のお礼状 文例のまとめページ